取り付け前に念のため抵抗測定 |
140,763km
7月にエンジンが止まってしまった件は,ディストリビュータのベースプレートのアース線が切れていたのが原因だった.
ただ,そろそろ点火系もリフレッシュの時期かな?ということで,何か起こる前にイグニッションコイルを交換してみることにした.
記録を調べてみると,前回点火コイルを交換したのは1997年の12月,17年前だ.
交換するコイルは,ボッシュの汎用ポイント車用(0 221 102 082)で内部抵抗3Ωのものにした.
交換前のコイルとレジスタ |
新しいAlfettaが外付け部品を付けるようになったのが不思議だったのでネットで調べてみると,内部抵抗値を下げるとコイルの一次電流の立ち上がりを速くすることができるということらしい.
そこまで調べておいて,それでも外部抵抗無しのタイプにしたのは,レースをする訳でもないので一次電流云々よりもメンテナンス性やパーツの入手性を優先したからだ.(ボッシュの内部抵抗3Ωのコイルは入手しやすい)
交換後のコイル |
ちなみに,キースイッチのIGN(ST)からくるケーブルは,前のコイルでもレジスタを介さず直結されていた.
おそらく始動性を高めるためだと思うのだけれど,今回のコイル交換で抵抗値が大きくなることになる.
始動性に影響が出るかもしれないけれど,まぁ微々たるものだろうということでよしとする.
さて,効果のほどは?というと特に具合が悪くなったから交換したわけでもないので,良く分からない.気持ちアフターファイヤーが減ったような気もするけれど,ホントに気のせいかもしれない.これから様子を見ていくことにしよう.
参考になったウェブサイト
青に聞け!~ポイント式点火装置と外部抵抗付イグニッションコイル~
http://aonikike.blogspot.jp/2010/12/blog-post_1647.html
ミューワン・オート・ラボ
http://meu1.com/coil.html#4cyleuro
セドリック/グロリア 230 ハンドブック~ポイント修正~
http://members3.jcom.home.ne.jp/230hb/mainte/engine/point-syuusei/point.htm
2016-01-11 交換前のコイルとレジスタの写真の文言修正